夜明け前には

あの人とのメールが続いて、今日で5日目。

初めは僕だった。

「おとといは楽しかったな。お前、ボーリング下手や言ってたけどストライク出してたやん」

1日に打ち上げ2次会でボーリングとカラオケに行った、その話をしようと思った。

しかし思いのほかメールは続いた。

最初の日は、夜明け前4時半までメールが続いた。

俺がその日最後のメールを送った後、返信は来なかった。

朝10時、メール受信音で目が覚めた。

「ごめん。昨日寝ちゃった」全然いいよ。

その人とのメールが続いていくと、僕はこう思い始めた。

どうせ授業が始まったら忙しくなる。でも今まだ始まってないから

それまで、思いっきり、ずっと、話をしたい。その人と。

そして次の日は俺が先に寝て、「ごめん」メールを朝送った。

その次の日は、ついに話題が切れる、というときに都合良くその人が寝ていた。

さらに次の日は、俺に送られてきたメールに返すことがなくて困ったので、

寝ることにして、朝「寝てた。ごめん」メールを送った。

メールの内容はホントにくだらないこと。

どちらも、ただ続かせようと必死になっているようだった。

それでも、僕らは楽しかった。会えなくても、繋がっている。

そのことを実感できる今が幸せだと思えた。

9日。この日が多分長く永く続いた僕らのメールが終わる日。

10日に二人とも高校で宿題テストがあるから。

その日を過ぎれば、僕らがまた語り合えるのはいつになるのでしょうか。

わからない。



今日も、僕らは夜明け前まで語り明かす。



外は、夜明け前。最後の星が流れていった。君も何かを願うのでしょうか。

会いたい。わがままな僕さ。僕の大切なものを聞かせたい。素直になれるよ。

・・・もう、大丈夫。



コメント返信

哲c:わかった頑張るb

   でも俺眉の整え方とかホント分からないから、最初は悲惨なことになりそう。。。
[PR]
by virulentseren | 2007-04-07 13:57
<< ヴォイス アポロ >>