2007年 05月 25日 ( 1 )

元素L

例の化学のブリントを貸してくれた女の子。

何気に可愛い。

部活内で話題になる。

「あの娘可愛いよな~」

俺「うん。アド聞こうと思ってる」

「まぢで~セレン付き合えよb」

俺「ちょっと本気で狙ってみよかな・・・」

不思議なもので、口に出していってみるとその想いはいきなり強くなるもので。

どんな噂を耳にするよりも。どんなに人に愛されるよりもうれしいこと。

好きだと思える存在ができること。

俺はアイツが好きだ。

すれ違うたび、手を振ってくれるあの娘が好きだ。

てことで、明日から本気で狙ってみます。

俺を見つけるたびに微笑む、その意味有りげな笑顔に期待して。




見渡す街には他人ばかり。

シグナル待つ人にもおしゃべりを出来れば繋がれるのかも知れない。

白い冬、交差点。君もまだ他人。


知らない人から特別な人に。季節よ、僕たちを変えていって。

雨なら傘を。晴れたらランチを。君には毎日、親密な日々を。


なんとなくにぎやかなこの街だけど、僕には関係ない音ばかりだよ。

店頭のエンドレステープ、クラクション、春の気配、ローティーン。君だけが無口。


愛の言葉はねぇ、胸の深くではひどく不安定な元素で、空気に触れて君へと届いて、

強い力で反応する。


ビルの風が、街路樹を揺らして散りそびれた葉を空にかえした。

裸の気持ちからはじめようか。小さな芽生えを夢見て・・・。


愛の言葉はねぇ、優しいくせに舌先離れるまでなんて苦い。

好きな人に好きというだけで、なぜこんなにも大変なのだろう?
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by virulentseren | 2007-05-25 19:19